首の長い竜騎士Nesyanとへなちょこ偵察員、白鶺鴒(はくせきれい)の ブログどぇす~
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  ショートストーリー ~KITUNEさんへ感謝を込めて~  2006.03.19.Sun / 21:04 
今回のショートストーリーは通常と違います

3鯖ベラで聖戦などで長きに渡ってご活躍された「KITUNEさん」が今日で勇退されるそうです。
そこで、KITUNEさんへ感謝の気持ちを込めて特別Verで御送りしたいと思います。


ギルドインタビューの記事はまた後日・・・
ベラート連邦軍のノバス駐留軍に「KITUNE」という名前の兵士がいた。
本名ではなく、コードネームらしい。
駐留部隊の中でも古参に位置し、彼の経験・知識は当時の駐留軍にとっては貴重な存在だったと、私は聞いていた。
元々は新聞会社の記事のために情報収集をしていたのだが、情報収集をしていくうちに、私は彼の魅力に取り付かれていった。
先日、彼と親しかったというノバス駐留軍の兵士に話を聞いてきた。
もちろん個人的に、である。
その兵士の話に、私は催眠術が罹ったかのように聞き入ってしまった。


――あれは寒さの厳しかった日だった。
俺はヤツと一緒に鉱山東口を中心に偵察活動をしていた。その日はいつもと違ってな、偵察員が二人組みで活動する日だったんだ。
その時は指揮官が新米でな、苦戦してたんだっけか。
そう、あれは地図座標のT-16に差し掛かったところだった。
急に地響きがしてな、南の方角をみたらアクレシアの本隊が進軍してたんだよ。
俺とヤツは慣れてたから冷静に指揮官に報告した。
確かCCUのエネルギー残量が60%で、ACUが40%、BCUが55%で各CUが危険な状態だったんだ。

――あぁ、思い出してきたよ、どれ今日はタップリ話してやるかい。
兵士はそう言うと、ソファーから立ち上がり、酒を持ってきた。


そしたらさ、北の方角からも地響きがしたんだ。コラの本隊も南下してたんだよ。
さぁ困った、俺とヤツはどうしたか。
もちろん逃げたよ、アクレシアとコラの本隊に挟まれたんだからな。
うちの本隊はT字にいた。そう、ACUとCCUはがら空き、どちらも狙えた。
その日の前日はコラが勝ったんだ、だからCCU攻めをした。
攻撃部隊はCCU攻め。その報を受け取った時、ヤツはどうしたと思う?
俺?俺は逃げたさ、逃げるぞってヤツに言ったらさ。
ヤツは笑ってこう言ったんだよ、「ちょっと落し物したんだ。先に行ってて。」
偵察中に落し物なんかするわけがなかった。ヤツは古参で経験量も豊富だ、普通ならその場を逃げるはずだったんだが・・・・

兵士はそこで言葉を詰まらせた。酒の瓶をコップへ思いっきり傾け、コップに溢れんばかりの大量の酒を胃へ流し込むと、兵士はさっきと変わらぬ調子で語り続けた。

あんたもわかってるんだろう?そうさ、ヤツは無謀にもアクレシアとコラの本隊をT-16へひきつけた。
ひきつけて両部隊と磨耗させるつもりなんだろうと思って俺は小高い丘の上に登って観てたんだよ。
したらまんまと両種族の本隊がヤツに釣られてT-16でぶつかったんだ。
あれは見事だったよ、その時にうちの本隊がCCUに到着したって知らせが入ってな、大喜びしたよ。
俺はヤツを向かえにいこうとした。だが両部隊の様子がおかしかった。


兵士の顔が紅潮している。酒も混じってそりゃもう真っ赤に。

ヤツがボルトライフル一丁で両軍を削ってたんだよ。
まるで神が乗り移ったような動きだった。今でも覚えてるよ。
流石の俺も帰還しろと叫んださ、しかしヤツはそれを聞かなかった。
しょうがないと思って助けにいったんだ、でもそれを神が許さなかった。
すぐそばにコラ兵がでてきて弱体系のフォースをかけてきやがったんだよ。
逃げてたら気ィ失って・・・・
気付いたらHQの軍病院の一室にいた。もちろん、その時の指揮官が面会に来たよ。
俺はそこで知らされたんだ。ヤツが―――


兵士は最後の部分をいっきにまくしたてると、ソファに倒れこんでしまった。
酔いが完全にまわって寝てしまったようだ。
私はメモに感謝の文を書き、そのソファへ置いた。
部屋から出ようとしたその時だった。兵士がソファに倒れたままこちらを見つめた。
「これをお前さんにやろう。ヤツの写真だ。俺の友人がもう一枚もってるから、くれてやる。」
そういうと、兵士はまた深い眠りについた。



kitunesan.jpg


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No.48 / RF小説~ベラート編~ /  comments(1)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
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- from 年寄り -

ヤツはまだ死んではいないのだよ

2006.03.21.Tue / 02:17 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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