首の長い竜騎士Nesyanとへなちょこ偵察員、白鶺鴒(はくせきれい)の ブログどぇす~
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  自作小説 ~Ⅰ~  2006.03.31.Fri / 21:31 
RF自作小説の第1章!
前回は途中で続かなくなったけど今回はガンガル!

韓国でもRFの小説が投稿されてるそうで(´ω`)
翻訳サイトにかけて見た限りでは面白そう
1つの章にそれぞれ3種族の話を組み込んでるみたいで、そんな技術は真似できませんが、とりあえず対抗(`・ω・´)

第1章 起動


「こらっ!そこで退くんじゃないっ!もう少し粘れーッ」
コクピットに取り付けられたスピーカーから割れんばかりの怒号が響く。
声の主は部隊長だった。
「後衛員1名負傷。治療の要あり。」
部隊長の怒号が終わらないうちに、それをかき消すようにして報告が入った。
「よーっし。演習はここまで!各自、兵舎に戻るように。」
部隊長のクナイドは、ため息をつき、ぶつぶつと愚痴を言ってから負傷者に近づいていった。
右腕には深さ4cmほどの切り傷があった。演習目標の前衛職が装備しているナイフだろう。
負傷者には応急処置が施されており、左腕で傷口を押さえながら苦悶の表情をしている。
「少し前に出すぎたかもな、前衛員が下がったらすぐに下がらないと、実戦では切り傷じゃすまんぞ。」
頑張れ、と負傷者の左肩をポンポンと叩き、クナイドはHQの事務室に戻った。
ノバス駐留軍クレッグ鉱山方面第4師団クナイド部隊の部隊長であるクナイドは、連邦軍の中枢を担うアーマードライバ-だった。
アーマードライバーはドライバーの上位職であり、連邦軍の中ではかなり優遇されていた。
しかし、アーマードライバーの駆る黒機甲は、頑丈かつ高破壊力を有するものの、かなりの維持費がかかることでも有名だった。
事務室に戻ったクナイドはいつものように連邦軍のエンブレムに一礼すると、真紅のイスに腰掛けた。
机に目をやると、そこには手紙が無造作に置いてあった。
手にとって手紙の差出人の名前を確認する。「―北方軍総司令ベン・ヤカン」
げっ、司令官からの手紙じゃないか。
背中に冷や汗を感じつつも、ナイフで封を切り、中からキレイに折りたたまれた手紙をとりだす。
手紙を上下に広げると、そこに書いてあったのは――
「いよいよ・・・か。」
手紙の内容はクナイド部隊の演習期間の修了と、出撃命令だった。
正直、クナイドはこの申し出を断りたかった。
演習を何度もやっているとはいえ、不安が残りっぱなしである。
しかし、来てしまったのではしょうがない。
時間は戻せないのである。
自身の心に諦めをつけると、兵舎へ回線を開いた。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *

演習が終わり、疲れを前面に出している者、やせ我慢している者、全然疲れてない者、とそれぞれ十人十色の表情をしていた。
クナイド部隊の兵舎には5つの部屋があり、それぞれの部屋が割り当てられている。
ローレインは右から2番目の部屋に割り当てられていた。
演習場から帰り、自分の部屋に戻ると、そこにはもうヘルの姿があった。
「遅い帰りでござんすねぇ。」
芝居がかった口調で言われているが、これにはもう慣れている。
ファナイダ・ヘルリック、クナイド部隊のヒーラー(治療員)である。
名前が長いので「ヘル」と呼ばれているが、本人としては「リック」と呼ばれたいらしい。
「そういうお前も息が整ってないみたいだな。」
「うっ」
痛いところを突かれ、動揺しているようだ。
「それは置いといてだな。最近、レインの操縦が荒くなってきてないか?」
レインは、ローレインの愛称である。
ローレイン、部隊の中枢であるドライバーであり、期待の新人として部隊員から注目を浴びている。
ヘルはその教育係。
部隊No1の博識とはいえ、部隊No1の軽さを持つヘルが新人の教育係とは驚きである。
「まぁなんか自信がついてきたって言うか、戦闘には慣れてきたしな。」
「ランドの機甲が下がってるのが見えたけど、お前は下がるどころか速度が上がってたように見えたぞ。」
ランドは同じドライバーである、あまり話したことはない。
「まぁ演習だし、怖がらなくてもいいかなーっと。」
その時、後ろでドアの開く音が聞こえた。
入ってきたのはロンだった。
「お疲れさぁ~ん」
少々気の抜けた声を出したのは、元ジャーナリストであるロンド・シャード・ロンドである。愛称ロン。
ローレインたちはあまり知らないが、謎の多い男らしい。
「ロンさん、入ってきていきなりベッドに倒れるのは反則でしょ。漢同士の会話に入ってくださいな。」
ヘルが「さん」付けする相手である、もちろん部隊ではベテランだった。
職業はスナイパーだったか。
「ヘルちゃんは厳しいねぇ。この前もハイドして寝てたら見つかっちゃったんだよねぇ。」
ハイドとはスナイパーの専売特許で、姿を隠す業である。
「隠れて寝るほうが悪い。」
ヘルがキッパリと言った。
その時だった、兵舎内放送の入る音した。
「――クナイド部隊はただちに兵舎前広場に集合せよ。繰り返す、クナイド部隊はただちに兵舎前広場に集合せよ。」
声の主はわからなかった。だが、青天の霹靂に皆驚いてるのは確かだ。
「あーららぁ、誰かが規則破ったのかねぇ。」
緊迫している状況を無視したヘルの声が響き渡る。
「とりあえず急ごうか。」
レインはドアを開け、兵舎前広場へと通じる通路を駆けていった。
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